New York Arts Company

上質は日常から味わうもの。 NY在住の新進ソプラノ歌手・辻田紗理(ハイ・コロラトゥーラソプラノ)が芸術を通した文化を綴るメッセージ。 皆様にちょっとした日々のクラシカルな癒しをお届けします。

奏者はまず絶対的なホールとの信頼から始まるということ/メトロポリタン歌劇場!!Sonya Yonchevaの豪華なリサイタル公演

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今日、再びMETへ。

ブルガリア出身のソプラノ歌手ソーニャ・ヨンチェヴァSonya Yonchevaのリサイタル公演になります💕

席はオーケストラ席1階のP列目中央。

世界3大歌劇場でのリサイタルなんて本当に考えられない豪華スターのみができる特権ですよね👏

➡ここが本当に国外の素晴らしさでありますが、世界的なスターを毎日見て、身体を共鳴させ、"歌い方に対する潜在意識を180度変えることのできる環境"は日本ではなかなか難しく、時間のかかってしまうことだと思います。

それが、NYやヨーロッパでは可能!!

また世界中のオペラハウスやコンサート会場には音楽の神様がいることをご存知ですか?☺️

建物も人のように何十年も生き続け、奏者の成功を支えています。奏者は、まず建物を信頼し、自分の演奏を100%任せること。それが、難しいのですが私は、まだそれが恐くて出来ていません😂しかし、その結果は、建物が奏者の声や音を受け入れ、反響し、お客様の身体に"響き"が届くんです。

これに気がついたのは、20歳を超え、ヨーロッパに初めて行った時ですので、10歳前からその事に気がついているNYやヨーロッパの子供たちは本当に羨ましいですね😂

本来、練習は、練習をする前から自分の感性を頼りに"練習"を始めなければいけないのですが、私は、高校生の頃、感性や知識無しに闇雲に練習してきたので、本当に恥ずかしいことです😅

毎日の練習やレッスン、仲間の演奏だけでは気がつけない、はるかに異次元の奏者達の演奏を毎日聴いて、自分の耳や身体を洗脳させ😂レベルアップすることです‼

特に今日は、オペラではなくリサイタルという特別な日でしたので、本当にこの興奮はおさまりません😂

彼女とは同じソプラノ歌手でも、"コロラトゥーラ・ソプラノ"ではなかったので、とても新しい発見が幾つも見つかりましたね🙏☘️

リリコソプラノでしょうか🤔💕

➡ソプラノの種類は大まかに"4つ"あり、上からコロラトゥーラソプラノ、レッジェーロ、リリコ、ドランマーティコとあります。

古典ものには作品のテーマに神話が多く挙げられている為、コロラトゥーラが多く活躍し、ロマン派以降は人間界(ヴェリズモ)がより色濃くなりますのでリリコ、ドランマーティコ、メゾの作品が多くなってくるんです。

ですので、モーツァルトはコロラトゥーラの作品が多く、ロッシーニ、プッチーニ、ヴェルディは本当に重いソプラノばかりになりますよね😂

ちなみに、モーツァルトの魔笛の夜の女王は、コロラトゥーラソプラノでありますが、正式にはドランマーティコ・コロラトゥーラ‼凄いですよね😂なんじゃそりゃ、という感じですが、年配の女性の役ですので、ドランマーティコの力強さに高音を必要とするといったスペシャルな声種で、私の場合、あと数年、年をとって待つと丁度よいかもしれません💕

日本人が大好きなプッチーニのトスカも、正式にはドランマーティコスピント!!といって、重く存在感のある声だけでなく、力強い言葉使いが求められ、オペラの配役からみる声の配置もなかなか面白いのではないでしょうか??☺️💕

それにしても、初めてのMETリサイタル!!いつもと雰囲気が違いワクワクしましたね😂👍

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