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ニューヨーク在住のハイ・コロラトゥーラソプラノ歌手辻田紗理によるクラシックアーティストの日常レポートです。 ソプラノ歌手の目線でニューヨークの"今"を綴ります。

オペラ歌手の体の使い方と、管楽器奏者との共通点とは?!少し変わった音楽の見方を味わおう!!その②『自分達の楽器を磨くことの美しさ』

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オペラ歌手とは、勿論マイクを使わず自分の身体の中で声を共鳴させて歌う為、大変アスリートと同じくらい"身体が第一"と言われる職業なんですね😊 

マイクを使わず長時間歌うのは非常に繊細な声帯に負担をかける為、オペラ歌手達はいわゆる"ベルカント唱法"という唱法を習得するわけなのですが、このベルカント唱法を身につけることは、勿論そう簡単なことではないんです😖 

私が初めて飯塚新人のコンクールで座席数1500席のホールで歌いました時は緊張して顔が珍しくカチカチになりましたね😂やはり、座席が増えれば増えるほど反響や自分の声、そしてピアニストの音が遅れて聞こえたり、感覚や耳が慣れるまでに時間がかかることもあるんです😖

今の目標は目指せ2000席です🤩 

➡ベルカント唱法を簡単にご説明 

声を喉に触らないように、喉の中を空けて丸い筒状のイメージができたら、声を背中の圧によって(腰から背筋にかけて)、押された空気が喉の丸い筒を通り抜けて声がでるといった唱法になります😊👍 

つまり、喉が丸い筒状の役割をし、お腹から声を出すというよりもハイレベルになると、『背中の圧が、常に一定にかけられている感覚』なんですね😊これは、『息を使う楽器、つまり管楽器などもほぼ同じ体の感覚で楽器を奏でている』と言えます。 

そうしたことで、息を長く保つことや、また空間支配能力によって、弦楽器や打楽器等の奏者も軽やかな音色をつくることが可能になってくるのですね😊👍 

そこで次回は、『体感』についてお話を少し出来たらと思います☺️💕

この"体感=空間支配能力"は、実はアスリートに最も重要なものなんですよね🏃 

"音楽の新しい見方"、いつもお読み頂き誠に有難う御座います☺️ 

NYと日本在住のオペラ歌手、コラムニスト辻田紗理

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